風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

真っ白

とけてく 何かと融合して 境目もわからなくなって 染まっていく 光にとりこまれて 真っ白な闇 不安を遷す鏡の中で にっこり笑ってる 胸のとこがね キュッとするのです

ほしいもの

ほしいものは ある程度持っているから あとは君だけでいい そういう歌が 気づけば随分と時間が経った先にあってもの 果てさて そんな君を見つけることが できたのかな

降りつもる

積み上がった洗濯物を ひとつづつ畳んで行く 雨が多かった週末 こころにも雲がかかって どんより重たくて 降り積もった洗濯物 あららと思う こんなにたくさんの肌着 冷えたからだを お風呂に浸す 低体温と冷え症なこころは 自分の力では再起動できないので …

きっとね

てくてくと歩いてる 夜の向こう 朝にかわるまで てくてく 胸がきゅっとなるのは こころが なにかを求めてのこと きっとそう

こころあてに

風がやんで 月のない夜 雲間にかすかに見える星は どこか儚げで 託す想いも何処 雪の華咲かず