風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたたびの雨

いつか 来る日が来たように 少しずつ 大切な何かが消えていく こぼれ落ちていく あなたからの手紙が 届かなくなって そろそろ一ヵ月 こまっているのは そう あなたがいなくなろうとしている 事でも 不安 でもなくて そこに 不安も不満も感情も無いこと 追い…

起きれたら

眠れない夜を越えて 午前6時45分。。。 暑いくらいの朝 それでも、すこし気持ちいい。 いま。 あと、もう少し二度寝の余裕があるから。 モラトリアム モラトリアム期が途切れて ドキドキ感が薄れて 夏休みの宿題を、やらないと、やらないと。。。 と、背中に…

まあ、いっか

昨日は不思議な1日で 月は西に日は東。。。 月の入りのすぐ後に日の出を見た朝 月は東に日は西に 夕方の白い月の出を見ながら 沈む夕日を眺めた 同じ日に。。。 不思議な出会い 心の中は空洞で どうしようもなく虚無感に囚われて 堕ちる事も出来ずに たいせ…

あなたは

冬が来る 花は散り 葉を落とし それが 大地に根ざしたものならば 次の春への準備 脈々と続いて行く それがココロならば 彩りを失い 闇に、 堕ちる ココロのない言葉は響かない 気づく前から わかっていた事 わたしの中に あなたはいて あなたの中にも わたし…

彩り

明けの陽の光をうけて 世界は彩りを取り戻す 朝 暁 太陽の力は偉大だ 陽の力が及ばない夜 世界は混沌として 闇に溶け込む 彩りが なければ 存在そのもので すべてを証明しなければいけない モノクーロームの優しさは そこに全てがあって 調和しているところ …

気持ちの良い事

春が来た そういう春空の朝 風は大層冷たくて だけれども 自転車で20分の道のりで 手がかじかむこともなく 春ってこんな感じ。。。。 そう思う ウキウキしてる。 なんでだろうって思ってた ああ、そうか。 思い当たること。 シャーペンを買いました。 社会…

おやすみ

何も入っていない 郵便ポストを何度ものぞき込む 洗濯物の山に囲まれて ひとつひとつ ひっぱり出してたたんでゆくのは とても時間のかかる作業です もう少し適当に それこそ ぽいぽいっと片付けられたらいいのに 変なところで 意味もなく細かくて 大事な時間…

青い朝

夜の終わりと 1日の始まりと 今日の終わりと 今日の始まり 24時と 0時が、決まり事としてあるけれど 夜明け時刻は日々刻々と変化するけれど 目が覚めた時 布団から出たとき 眠れないまま朝を迎えたとき 現在と過去と未来 まだまだ 子どもだったよ、、、…

久しぶりの夜空

二日前にたまたま 懐かしい景色に出会って 昨日の事のように思い出す 毎週通った道 いつの間にか通勤が 電車から自転車に変わり 変化は 外の世界から内の世界に 仕事着とはいえ、ジャージでの出勤は 通勤路自体が内にあるという事 生活圏での勤務は 外の世界…

花の散るらん

コーヒーの香りに包まれたい。 サイフォンが欲しいなぁと、今日も思う 桜の季節が終わる 今年はあっという間にすぎる。。。 光のどけき春の日に しずこころなく はなの散るらん。。。 部分しか曖昧に覚えていなくて 急に春の陽射しの中で頭を駆け巡る 春なの…

微笑みながら

さくらがきっちり咲くと やっぱり春だなぁって思える 桜に匂いはおまけみたいなもので どちらかといえば 食べ物になってほのかに香る感じ 桜餅だったり桜餡だったり そういう感じのかおりかなぁと思うくらい それでも 花舞い散る景色は 春が匂う 陽だまりと …

冬も終わったことだし

朝空がきれい 暁けの空は映るものすべてを朱の染めて 花冷えといっても 寒さはあまり感じなくて 冷たいと思うくらい 上着や手袋や 一度脱いだものをもう一度着るには 季節は流れたと思う 春なんだなと 少しずつ感じるのに 今年は桜が役に立ってくれない それ…

劣化しないように

劣化したくないと思う 劣化した そういう景色に出会うと。 日に焼けた看板 錆びついた観覧車 時の経過はとても残酷で メンテナンスが必要だ 華やかな時が 輝きが強いほど 残照は時に惨めだと思う 劣化してしまわないよう しっかり生きてたいなと 強く思う夜…