風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

おはようの朝に

時間に追いつけない生活が続いて 気がつけば桜色が拡がりつつあってグレー 桜には空が似合うのに空に埋もれるような灰色世界 花曇り そういえば春霞や朧月夜を見ていない 今年の春空はいつになく青くて あんなに寒くなかったのに遅い春 いつもより少し遅い朝…

春の夢

だいたい夜のもの想いは 想いがつよくなりすぎて 朝になれば何事もなかったよう 手紙は夜に書く 見返して朝 それでも残った言葉を集めて 自転車に乗って 風を感じながら春をそよぐ 昨日と違う朝 春は刻々と桜に染まる おはようとおやすみの間に流れる時間を …

朝が来れば

少し布団の毛布を暑く感じるようになりました。 昨夜眠りにつくまでの時間 毛布から足を出してみたり 電気毛布の電源が入っていないか確認したり 桜も花開けば 地面もまた温もりを蓄えつつあるということでしょう 今朝は久し振りのコーヒー 外では飲んでたけ…

昼下がりの曇り空見上げて

自分の時間がずっと欲しかったのに 自分の時間ってなんだろう 思いつかなくなってる事に気づいて少し混乱 自分を取り戻す時間のこと 自分。。。 きっと自堕落で、ずっと昼寝したり本を読んだり 街をぶらぶら歩いたり 好きな人を想ったり プレゼントを考えて…

春の夢

春の灯りを見上げてた 足元も同じ色が重なってどこまでも幽玄 風をうけて 吹雪のように花が舞う 音が消えていく 永遠の中を通り過ぎた一瞬の光 交差した刹那の時間 きっともう重なることはないのだろうと 見上げた空に春の灯り 川のように流れていく花びらを…

春告鳥

ホーホケキョ 今朝、日の出すぐの出来事 初音 『はつね』 女の子だったらつけようと思っていた言葉 初春の季語らしいが 鶯の最初の鳴き声だったと思うけれど 思い違いかなぁ。 花札には梅と登場 いったい ホーホケキョはどの花に宿りますか? 事前練習をしっ…

きっと 絶対とは言わないけれど

無駄という時間を大切にしていた 若い恋人たちの間にある なんでもない時間や だらだらと過ぎて行く時間がとても大切なように 他人からみたら無駄にみえる時間は その人にとって大切なものであるように いつかその無駄だと思われていた遠回りが 実は最短距離…

春の香り知りませんか

金木犀の香りに包まれると 夏が終わってたんだなぁって想う 同じように春先にも、そんな香りがあったように想うのに 毎年探しても出逢わない 春の宵と秋の長夜 どちらも似た記憶に香りがしたという記憶だけが混在して 儚さをともなう淡い想い出を探している…

春を届けて

ハクモクレンが満開。。。 いつもこの花は気がつけば木に満開の白 咲きかけの頃には目に留まらないのか、 気にかからないようにこっそり準備をされているのか シモクレンもまた満開 この花達。庭木なのでしょうか。 公園ではあまり見かけません。公園は手入…

言葉の持つ意味

今まで見た映画で一番 今まで読んだ本で一番 時々思い返してみても、結局想い至らない 景色・旅行先・写真・絵・歌 影響されたもの、、、 言葉ってことになるのかな 結婚式の父からの言葉には 人は変えられない。自分が変わらないといけない。 そうかも。と…

ホワイトデーの由来(T氏の説より)

今週のお題「ホワイトデー」 ホワイトデーがなぜ、3月14日か知ってる? と、真顔で聞かれた学生時代 相手は悪友。結果としてこの話は彼の持ちネタ。 そもそもバレンタインデーがあって、女の人が男に渡すばっかり。 この事に腹を立てたある彼女が一言 私…

明け方の雨に想うこと

窓が静かに騒がしいから 暗い朝の今日はきっと雨 週末雨よろしく、この一年 雨が多かったように思う 雨は嫌いじゃない 雨に纏わる想い出を解いてゆく ゆらゆら揺れる 水が好き プールにの底から見る空が好き ずっと見てないけれど 雨の音が運ぶ静寂に包まれて…

春待ちの風を探す旅

堕ちていきたいと想う しばらく水の底に沈んで 浮かぶ泡を見て過ごしたい 飛ぶことも沈むこともない時間があまりにも長くて 僕が僕である事を思い出せない 夢はいつも現実の続きで 現実は夢から醒めないまま始まっていく 音に溺れて風の音も聞こえない 待っ…

置き忘れてきたもの

笑う事が出来る職場にいる事にしあわせを感じる ずいぶん、随分と長く笑っていなかったなぁと思いながら こころの底から、それこそお腹が痛くなるように笑っていたのは 20代までの事 独身だったから、若かったから。。。 今の職場は4年目。久し振りの安定…

色温度

春の野に出でて若菜摘む 今朝の冷たい空に触れてふと頭をよぎり 出だしがどうしても思い出せず、調べて驚いたのは 摘んだ若菜が春の七草だった事 言葉の響きとその実用性になんだか アスファルトに覆われ尽くした街に育てば 春の野に出るというよりは 春の野…

いまはただ切に想う

草木萠動。こう記して『そうもくめばえいずる』と読むのは 春分や夏至などの二十四節気をさらに三期に分けた七十二候。 初候・次候・末候と分けられてそれぞれにとても素敵な日本語が並ぶ 先の季節を表す時期は二十四節気でいえば雨水の末候 今の時期はそう…

きっと、おままごとのレベルでも

コロナウイルスによる休校に伴い 結果としてチビ達だけが祖父母宅に預けられる事になって3日目の夜 諸用で出かけた奥様 お帰りを待ちつつ 晩ご飯のおかずを作る 基本的に、家事の8割近くを担当しているけれど これを外で言うと、かわいそう、奥様助かります…

今日もよく冷えてます

35.8度。 1分計での測定値。 きっと血圧も100ちょっと。 でも、手足は温かい。 さっきまでストーブにあたって朝ごはんをしっかり食べたし コーヒーを飲んだから う〜〜んって口に出しながら布団の中で踊るように身体を伸ばす 今日は伸ばしたところで背中…

今日を始める前のふとんの中の物想い

言葉があって会話があっても伝わらない事が多かった頃 こころを伝えようと言葉を探すのに見つからない事 『言葉は心のすべてを伝えることはできないできない』 そんな想いでいた青色の春 毎日けんかばかりになる人と出会って やっぱり毎日けんかしてて いつ…

夜明け前の空に

日常があまりにもなスピードで時間を削りとっていくので 今日が日曜日で仕事が休みであることすら すっとぼけて浅い眠りののちの朝 夜明け前の群青がすき 人より少し早い朝に、寝起きの頭をフル動員 なぜだか今日は想い出ばかりが駆け巡る 青の時代 空をよく…