風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

春の夢

春の灯りを見上げてた

足元も同じ色が重なってどこまでも幽玄

 

風をうけて

吹雪のように花が舞う

音が消えていく

 

永遠の中を通り過ぎた一瞬の光

交差した刹那の時間

 

きっともう重なることはないのだろうと

見上げた空に春の灯り

 

 

川のように流れていく花びらを

忘れないでいて