風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

きっと、おままごとのレベルでも

コロナウイルスによる休校に伴い

結果としてチビ達だけが祖父母宅に預けられる事になって3日目の夜

諸用で出かけた奥様 お帰りを待ちつつ

晩ご飯のおかずを作る

基本的に、家事の8割近くを担当しているけれど

これを外で言うと、かわいそう、奥様助かりますね

優しい、すごい、大変etc

そのあと、うちの旦那は。もしくは、奥様何してるの?

私たちの頃は、、、と、子育てOGの言

いつもいつも、思う事は、ずっと、僕らの母親達がしてきた当たり前の事

どうして、男が家事をすれば、こういう反応になるのかな

大変だった、全部抱えてきたお母様達が、今の若いお母さんは、、、

と、口にする。

どうして。

まあいいか、と思いながら、奥様の寝てる早朝に洗濯物を干す

寒い朝、寒い夜。暑い夏も。

いつも、僕らの母達は、こうして育ててくれたのか、と思いながら

仕事帰りの買物や、帰ってからの晩ご飯も。

それが日常に組み込まれてしまえば、ただの当たり前

季節を感じながら、陽の光や、アイロンの水けむりや、布団の匂いやら

意外にしあわせなんて、そんな日常に転がってたりするのに