風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

漢字は感じ。なければ自由に

こころが
ゆるやかに
そのきのうをほうきしはじめているようで


きがつけば
いまのきせつ

きせつのかわりめにきづかずにいて
きせつをつたえていた
さくらもいちごもいまはいつがほんとうなのかわからない



おみずとりのまえからあたたかく
ふゆのいてつきのきおくなく



ひとのでいりのないしょくばにおいて
はるのわかれもありません



こうしえんにぷろやきゅう
すどおりしていくけしきとかし


はるはあけぼの
はるのよぞらにはきづくほしもすくなくて



ねむりにつく
はるのごすい


きのうのよるは
はるのあらし


けさはあおいそら
すこし
むだにあおいそら



いろどりをなくして
ましろのこころもち



あかいわいんをくださいな
からめてとかして



いとをかし