風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

雨だった日

今朝は雨が



傘無しでは
目的地に着く頃には


しっかり
ずぶ濡れになる事を



請け合ってくれる程度には




降っていたので






仕方がない、と




長靴履いて
上、下カッパで完全装備





雨水には、まだ日があるというのに




でも、


雪の代わりに寒くはなくて





パラパラという音を




頭のすぐ上で聴きながら
ちゃりちゃりと







冷たくはある雨



けぶる道を







時々、笑いが込み上げてくる





橋の上で
横雨に






今日は長靴をひっくり返さなくて

すんで。




よかった







昼には晴れ空






雨のち晴れ



そんな言葉が似合う1日