風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

昇華される恋

通り過ぎた恋に



ふと想いを巡らせる





偶然というよりは必然に





二度と会わない人に出逢い







ふたりは目を合わせて微笑んで



通り過ぎていく








一度だけの偶然の再会は






ふたりの隣には





それぞれの新しい出会いがあって







言葉を交わすこともなく




それでも深く





つながっていた事を知る








さよなら