風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

おかえり

啓蟄の朝、午前6時



外はまだ薄明ではあるけれど




朝の時間




季節がまたひとつ動いた朝に




ポストに手紙が届いていた






繋がっていたんだ


と、いう気持ちと





忘れていたあの人の心持ち







そういえば  そうだった   




と。








毎年、啓蟄を過ぎると
本当に、待ってました、、、、!!!
とばかりに、虫様たちが登場して



少しのうんざりと




季節の不思議を思う







24節気という、農業的な旧暦的な暦の割り振りなのに





春分秋分 夏至冬至のように陽の時間は何より季節の移り変わりを教えてくれて





雨水のように心を春へと導く










きれいな言葉たち






それよりなにより







ウンザリ以上に






虫たちの体内時計にいつも






おかえり







と、そう思う。。。。






心の中では、バルサンの算段をつけながら。。。