2020-02-23 途切れ時間 寒くない朝 嵐の名残りの風の音 日常っておだやかだとか、バタバタだとか関係なくて 想定内に過ぎていくから ふと、懐かしい匂いに包まれてしまうと 立ち止まってしまう 流れていく時間が逆流していくようで 流されていることに気づかないでいてるようで 春の名残のような雨上がりの気配は 忘れていた何かが ここにいるのになんで なんで なんで気づいてくれないのと きっともう この冬は終わってしまっていて、本当の寒さには出会わずじまい そんなもんさと 滞っていた時間を日常に引き戻す