風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

夏の音が聴こえる

今日は少し元気



書くことが
書きたい事が


文字に繋がる想いが見つからなかった日々




前に言葉を発したのは



いつだろう






積もり積もった想いの塊が
行き先を失って



足の踏み場さえ奪っていく






部屋の様子はこころの中をうつすと




まさにそんな感じなんだ







出口が見つからなくて






夢なのか現実なのか
考えてもわからないまま


目覚めてまたすぐ眠ってたから




そこことすら
現実かどうかわからなかった日々









いま少しずつ
目の前のものから片付け出す






ものを棄てるのには
とても力がいる





いるかもしれない
使うかもしれないと


棄てられずにいたもの達を
少しずつ
別の世界に送り出そう









今日はやっぱり
少し元気で







夏が始まりそうな





そんな気がする