風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

あなたは

古い手帳が出てきた



想いがつまっていて




ページを開くたびに
よみがえる




文字と言葉の間に
見えないようでいて



丁寧に折り畳まれた
こころのカケラ





挟まれていた写真







時の記憶
永遠の一瞬の記録






閉じ込めていた


心の奥のドアの鍵





カチリ






おかえり


ただいま







そうだよね

そうだよ




あなたは、ここにいる





いまも。
この先も、永遠に。。。









しってるよ。

あなたはずっと





わたしのもの