風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

季節の変わり目

音楽って、時に想い出を喚起して

ふと物想い

 

青春っていつの事

ずっと続いていたような気がして

随分とその事を考えずにいた自分に気づいて

 

きっといまはおだやかに

日常が続いている事を知る

 

 

一番熱量のあった時間

その終わりを感じて

いつかこの時を青春って振り返るんやろうな

と、仲間が言った言葉に

 

間違いなんてなく

 

それでも青い時代は続いてた

 

いまは白秋と言葉にして

もう少しおじいちゃんっぽいと思った

 

思ったら、赤夏が抜けてることに気づいた

書き出してみたら

まさに赤夏

 

 

青春時代なんて目じゃないほど忙しい

 

カロリーオフは時代の流れって事にして

省エネで

 

それでも持続する熱量で

日常を過ごす

 

いつの間にか切り替わっていた季節を

ふと懐かしむ

 

言葉に魔法をかけておく

言葉にかけた魔法に

あなたは気づ気はしないでしょう

 

そもそも言葉は

言の葉

言霊

祈りであり

呪いでもあり

力のあるもの

 

使い方を間違えば

伝えたい事は

相反する伝わり方だってする

 

そもそも

想いは言葉だけでは伝わらないし

 

受け止め方次第で大きく変わる

 

 

 

だからできるだけ

たくさんの魔法をかけておく

 

いつか届くよう

想いが届くよう言葉に魔法をかけておく

雨音天聲

雨の音をゆっくり聞くことができる日

雨を感じるのではなく

雨音を聴いているのでもなく

すっと心が惹きつけられて

蓋をしていた想いの中へ堕ちていく

 

雨は嫌いだった

いつかの恋をするまでは

 

映画のワンシーンのように

誰もがきっと持っていてほしい思い出

 

いまは仲良し

山歩きの中の大雨や自転車通勤の雨でさえ

カッパを着る

レインコートではなく

 

春の雨

 

今年も桜はただ咲いて散っていく

自然のあるがまま

すべての咲く花と同じように

 

みんな当たり前に特別な毎日

 

 

雨がおちる

シャワーの音が跳ねて

雨降りの中にいるみたい

 

湯船の中で

シャワーを浴びながら

お湯をためていく

 

少しずつ沈むからだ

液体に包まれて

それでも浮力はなく圧力だけが

押しつけてくる

 

いまはただ

頭に浮かぶ物事だけを

出力するだけで精一杯

 

受け止めることも

目で追いかけることすらもままならない

 

すこし疲れて

だいぶ疲れて

 

ただけ大切な人を想う

タクシーに手をあげて

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

大人になった。

初めてそう思ったのは

ワンメーター内のそれなりに近い距離でも

タクシーを使えるようになったとき。

ルールがあって、それは、流しのタクシーである事。

大きな駅に向かう方向である事

 

なんだろ

時間はお金で買える。

そんな気分になった記憶と

社会人。疲れてるんだよ、なんていう気分を味わって。

 

 

こんな時代

自転車通勤という事もあって

今ではどこでも車か自転車移動で長らく電車にも乗らないので

タクシーにも乗らなくなって

 

時々、乗りたくなる

 

ほんの少しだけど、今となってはだいぶ贅沢な時間

 

うれしい事

出来るだけ日常から離れた

日常の景色や物想いについて書き留めるようにしてきたものを

今日は少し趣旨違い

 

家族の事

子供の声を忘れない様に記録したから

最近は記憶の喪失が著しい

おそらく容量オーバー

なので

 

いう事を聞かずにおこられた後

話を聞いていたら

一年生の子に腕相撲で負けたらしい

それで、遊びの中で筋トレしているらしい

それを母親に怒られた、とか。

 

それでも

お母さんだって怒ってて本当は悲しいのだと伝えれば

知ってる。いつも涙目やから、、、と。

 

知ってるんだ、と思う。

怒られてばっかりと、こぼしてみても

お母さんが大好きなのだ。

 

それがとてもうれしい