風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

2020-01-01から1年間の記事一覧

愛情の正体

愛情の正体をきっと知っていると 僕は思った 眠れないからさ あなたがそばにいてくれたら なにも なにも考える必要もない なにも考える暇もないくらい あっという間に 眠ってしまっているのに きっと そんなものだって

大切な日々

今週のお題「大切な人へ」 夜中や、明け方に洗濯物を干すのは チビ達を寝かしつけた後だから。。。 冬の寒空の中、寒さの中で洗濯物を干している事に 我が子の将来、同じように寒さに震えるのは不憫だと 思いつつも 寒い冬も暑い日も関係なく、 家事とは簡単…

めぐり逢い

子ども達が学校で名前の由来を尋ねてくるようにと かつて男の子の名前であったものが 時の移ろいの中 女の子も使うようになった名前 女の子と言われるからイヤだ と。 ゆっくりと ゆっくりと 名前が、生まれてくるあなた達に贈る 最初の贈りものであること …

星の名前

宵の明星 金星は空を見上げて 星がいる、と思った星の名前 凛として潔い 後ろ姿を見せず 消えていく

月が空でかくれんぼ

星月夜という言葉が 月とは関係なく 星の多さに、月のように明るい夜だと知ったのは最近の事 眠れない夜に 空を見上げては 星月夜ならぬ 都会の明るい空を眺めて過ごす 冷たいと寒いの間の空気感 この頃の温度をして気持ちいいと言っていた人 今は少し 気持…

朝の月

夜が終わってく 月が沈むのを 眺めながら歩く 時計の針は午前5時 夜の帳はまだまだ深く 太陽の気配のどこにもない朝 時計の針は午前5時 きっともう少し 季節が歩み 優しい朝が帰ってくる ねえ 月は沈む頃 紅い色になるんだね どこか夕焼けに似てる

真っ白

とけてく 何かと融合して 境目もわからなくなって 染まっていく 光にとりこまれて 真っ白な闇 不安を遷す鏡の中で にっこり笑ってる 胸のとこがね キュッとするのです

ほしいもの

ほしいものは ある程度持っているから あとは君だけでいい そういう歌が 気づけば随分と時間が経った先にあってもの 果てさて そんな君を見つけることが できたのかな

降りつもる

積み上がった洗濯物を ひとつづつ畳んで行く 雨が多かった週末 こころにも雲がかかって どんより重たくて 降り積もった洗濯物 あららと思う こんなにたくさんの肌着 冷えたからだを お風呂に浸す 低体温と冷え症なこころは 自分の力では再起動できないので …

きっとね

てくてくと歩いてる 夜の向こう 朝にかわるまで てくてく 胸がきゅっとなるのは こころが なにかを求めてのこと きっとそう

こころあてに

風がやんで 月のない夜 雲間にかすかに見える星は どこか儚げで 託す想いも何処 雪の華咲かず