風待ち月

ゆらゆらと揺れる日々の気持ちを風に乗せて

朝の月

夜が終わってく

 

月が沈むのを

眺めながら歩く

 

 

時計の針は午前5時

夜の帳はまだまだ深く

 

 

太陽の気配のどこにもない朝

 

 

時計の針は午前5時

 

きっともう少し

季節が歩み

 

優しい朝が帰ってくる

 

 

ねえ

月は沈む頃

紅い色になるんだね

 

 

 

どこか夕焼けに似てる